いわき市議会 1986-03-12 03月12日-04号
この原因は、国・県の財政状況等に大きく左右されたものと考えられますと同時に、工業専用港から流通港への脱却見通しがなかなか困難であったためではないかと思われるところであります。そんな中で昭和61年度から進められる第七次計画では今後の社会経済情勢の変化に対応するため、マリーナ施設を初め、コンテナ基地の整備が今年度からスタートし、小名浜港は流通港としての転換を図ろうとしております。
この原因は、国・県の財政状況等に大きく左右されたものと考えられますと同時に、工業専用港から流通港への脱却見通しがなかなか困難であったためではないかと思われるところであります。そんな中で昭和61年度から進められる第七次計画では今後の社会経済情勢の変化に対応するため、マリーナ施設を初め、コンテナ基地の整備が今年度からスタートし、小名浜港は流通港としての転換を図ろうとしております。
こうしたもてる機能の活用と今後一層の港勢拡大を図ってまいるためには、工業港から流通港への性格転換の必要性も生じてまいります。二度にわたるオイルショックを初め、内外の景況の変化に伴いまして、資源型産業及び装置型産業分野は構造不況に見舞われ、業績にかげりが生じてきているのであります。これがため、小名浜港の荷扱い量は、ここ数年1,200万トン程度で横ばい状態を呈している状況にあります。
流通港として将来のコンテナ輸送の対応についてのお話でございましたが、お話しのように小名浜港の高度利用につきましては、市といたしましては臨海工業地帯関連の貨物だけの現状から脱皮し、物流拠点港とするため県及び背後圏市町村等の協力を得ながら、小名浜港の港勢圏の拡大の方策を積極的に進め、地域経済の発展を期すため現在、仮称小名浜港建設利用促進協議会の設立に向け内部協議を終えまして、現在関係機関と協議しておるところであります
そういう港でありますから、昭和56年3月策定された重要港湾小名浜港長期整備計画では、工業港から流通港へと脱皮を図るとともに、市民に親しまれる港づくりを目指した当該計画が策定されたわけであります。
昭和52年における貨物の取扱量は1,006万トンであり、昭和50年に比べると1.2倍に伸びておるわけでございまして、小名浜港背後に形成される臨海工業との関連から、工業流通港としての機能を持っておることは、先ほど数字で御指摘のとおりでございます。 小名浜港は外洋に面した人工港湾であるというところにまた特色があるし、またそれだけ金を必要とする--金を食う港であるわけであります。
したがって、市長の考えている昭和60年度計画目標年次の人口策定は、計画に見込まれておるのかお尋ねいたします。 3点として、小名浜の流通港としての計画策定についてお尋ねいたします。 海の玄関である小名浜港は、国際重要港として港湾整備がなされてまいりましたが、その背後には、各種臨海型工業があって企業が立地し、一大工業地帯を形成しております。
私は、お話しがございましたように、第3次産業の振興も非常に重要な問題であると考えるわけでございまして、そのために高速自動車道を初め主要幹線道路等交通網体系の整備の問題、流通施設整備の問題、港湾機能の流通港への転換など、こういうものの集積が生活環境の整備を推進し、魅力のある都市づくりにつながる問題だと考えておるわけであります。
小名浜港は流通港として、流通基地としての整備が進められていくでありましょう。横浜の港も、東京の港も、もう飽和状態に達しており、やがて新しい港を求めようとすれば、小名浜港が脚光を浴びてくるということを考えてみますと、小名浜港と常磐高速自動車道を結ぶ、こういうような新しい町づくりを求めていくことが大事なことである。その核となるべきところがニュータウンであると私は思うのであります。
付言するならば、先ほど東京湾におけるタンカー事故などをみましても、言うならば裏関東というべき小名浜港の位置、役割りというものについて、東日本における商業の流通港としての港、役割りというふうなものもこの際検討することも必要ではなかろうか。
流通港としての使命がますます強くなってきますので、それに対応するような整備をはからなくちゃならんと思う次第であります。 次に漁港の問題につきましては、たとえば中之作、江名、これについての業務分担というか、どういうふうに考えているかということでございますが、おのおの市場を持っておりますが、大体仕込港としての使命もたんだん強くなってくるというふうに考えております。
そのためには、やはりそれに加えまして流通港としての意味をもたせ、貨物その他の雑貨等をあそこから積み出し、あるいは入れるというような機能も今後あわせていかなければならないというふうに考えておるわけであります。われわれはちょうど道路をつくると同じように、港湾の機能というのは流通関係において大きな意味をもっておるわけであります。市の発展に大きく寄与するわけであります。